テレアポで断られるのがつらいときは|断り文句4種類の受け止め方と、記録の取り方
テレアポで断られるのがつらいと感じるのは、この仕事を始めた人によくあることです。断られる回数のほうが多い仕事なので、「断られた=自分がダメだった」と受け取ると、架電を続けるほど消耗します。断り文句は大きく4種類に分かれ、種類ごとに次の動きが違います。受け止める、1つだけ聞く、引き際を決める、記録に残す。この4つを決めておくと、断られた1件を次の架電の材料にできます。
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断られるのは普通|つらさを自分の評価と結びつけない
結論:断られる回数のほうが多いのがテレアポです。1件ごとの結果は、自分の価値ではなく、商材・タイミング・リストの条件で大きく変わります。
企業ログ(kigyolog.com、2023年12月更新)は、テレアポでは断られる回数が多いため「断られて当たり前」の考え方に少しずつ切り替えることを勧めています。同記事は、否定の言葉が向けられているのはサービスのほうで、架電する人自身ではないとも書いています。1件ごとの結果を自分の評価に結びつけすぎないこと、結果は商材のニーズ・価格・会社の認知度・リストの質にも左右されることも挙げています。
つらさは、断られた回数そのものより、「1件の結果を自分への評価として受け取ってしまうこと」から来る面が大きいと考えられます。同じ「結構です」でも、リストの条件が合っていなかった場合と、話の順序が悪かった場合では、直すところが違います。その切り分けは、次の章で扱う断り文句の種類を知っておくと、しやすくなります。
断り文句は4種類|意味と次の一手
結論:断り文句は「時間がない」「必要ない」「権限がない・不明」「とりあえず断る」の4種類に分けて考えると、次の動きを決めやすくなります。
断られる理由の4分類は、Salesforce Japanの解説(2025年)に沿っています。「相手の状況」と「次の一手の例」の欄は、各社の解説を踏まえて当記事が補った整理です。
| 断り文句の例 | 相手の状況 | 次の一手の例 |
|---|---|---|
| 「今忙しい」「会議中」 | 内容ではなく時間の問題 | 日時を確認して再連絡の約束を取る |
| 「間に合っている」「他社を使っている」 | 今の運用に不満がない可能性 | 受け止めたうえで、相手が続けられる様子なら、現在の運用で見直したい点を尋ねる |
| 「担当者が分からない」「私では判断できない」 | 決める人にたどり着いていない | 担当する部署を尋ねる(当記事の工夫) |
| 「結構です」「興味ない」 | 内容を聞く前の反射的な断り | 深追いせず、引き際を見極める |
同じ「断られた」でも、断り方によって次の動きの選択肢は変わりやすくなります。断られた全部が「失敗」ではなく、再連絡の約束が取れた、担当者の部署が分かった、という前進が混ざることがあります。
実際の通話では、1つの返事に複数の意味が混ざります。
断られた直後の動き方|受け止める・1つ聞く・引く
結論:断られた直後は、受け止める、1つだけ聞く、引き際を決める、の順で動きます。ここで粘りすぎると、逆効果になりやすくなります。
スタートリンクの解説(2026年3月公開・10月更新)は、断られたら先に受け止め、相手が会話を続けられる場合だけ背景を尋ねるとしています。例として「すでに対応されているのですね。差し支えなければ、現在の運用で見直したい点があるか伺えますか」が挙がっています。一方、相手が終了を望んでいるときは、質問を重ねないとも書かれています。
Salesforce Japanの別の解説(2024年10月)には、断られやすいことを前提に返答を用意しておく、忙しい相手には後日あらためて電話してよいか確認する、他社製品を使っている相手には資料送付を提案して関係を続ける、という動きが載っています。断られても不機嫌な態度を見せず、冷静で丁寧に対応するとも書かれています。Salesforce Japanの2025年の解説は、粘りすぎると逆効果になるとして、「またご縁がありましたら、よろしくお願いいたします」の一言で電話を切る例を挙げています。
ここまでの出典を、当記事では1件の通話の中で次の順に整理します(順序は当記事の整理です)。
- 受け止める一言を添える(「承知しました」など)
- 相手が話を続けられる様子なら、質問は絞って尋ねる
- 終了を望む様子なら、質問を重ねずに終える
どこまで食い下がるかは、トークの組み立て方とも関わります。受付から日程打診までの流れは、法人向けアポ獲得のトークの組み立て方で整理しています。
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断り理由の記録の取り方|相手の言葉と自分の推測を分ける
結論:断り理由は「相手が実際に言ったこと」と「自分がそう思ったこと」を分けて残します。推測が混ざると、振り返りが外れます。
スタートリンクの解説は、理由を聞けなかった場合は推測で補わず、確認できた意向だけを記録するとしています。
記録に残す項目の例は、次の4つです。
- 断られた理由(相手の言葉そのまま。聞けなければ「理由の確認なし」)
- 断られたのが通話のどの段階か(受付・担当者につながった後・説明の途中)
- 次の連絡の可否(再連絡してよいか、連絡を望まないか)
- 自分の推測(相手の言葉とは別に書く)
連絡を望まない意向が出た相手は、その意向を次の担当者も分かる形で残します。スタートリンクの解説も、連絡を望まない場合はその意向を残すとしています。「資料送付」についても、相手が受け取りに合意した場合に記録するとされています。当記事では、送る側が決めただけの資料送付は記録しない運用を勧めます。
電話をかける側が確かめる法律の線は、法人向けテレアポに特定商取引法は適用される?で扱っています。
数字との付き合い方|架電件数の目安を基準にしない
結論:公開されているアポ率や架電件数の目安は、基準として使いません。自分の記録で、母数と定義をそろえたうえで見ます。
スタートリンクの解説には、アポ率の目安(完全新規は0.5〜2%、リスト精査済みは2〜5%など)が出てきます。ただし同記事は、これを目標値として採用するものではないとし、母数や測定期間も示していません。架電件数の目標も、達成すべき基準ではないと明記しています。結果が変わらないときは、話し方以外の要因も検討するよう書かれています。
当記事も、これらを基準としては採用しません。落ち込みを減らす目的で他人の数字に自分を合わせると、かえって「届いていない」という感覚だけが残るためです。
報酬との関係は、案件によって違います。外注ドットコムの募集資料(2026年10月時点)に載っている案件例は、完全成果報酬型で商談1件の実施につき30,000円(受注の有無は報酬の条件になりません)、レベニューシェア型で受注1件につき200,000円(想定受注額100万円・還元率20%・受注から12か月が対象)の2つです。商談が月5件なら報酬の試算は150,000円ですが、これは一例で、収入は保証されていません。固定給はないため、完全成果報酬型では商談の実施に至らなかった架電は報酬になりません。レベニューシェア型は、受注した顧客の売上に応じた報酬です。この仕組みは完全成果報酬の営業とは?で、時給に換算する式は成果報酬の営業は時給いくら?で扱っています。
つらさが続くときの考え方
結論:しんどさを我慢して続ける必要はありません。件数を減らす、スクリプトを見直す、案件を変えるなど、動かせる部分を先に動かす、というのが当記事の考え方です。
企業ログ(2023年12月更新)は、他人と比較して不必要に焦らず、無理なく稼働することが大切としています。トークスクリプトを適宜見直すことも勧めています。精神的に過度のしんどさを感じてまで働く必要はないとも述べています。
外注ドットコムの営業パートナーは、LPの記載では稼働時間・日数が自由で、副業・兼業歓迎です。1日の架電を短い時間に区切る、本業のない時間帯だけにする、といった調整がしやすい契約形態です。営業経験が浅い方も応募できると記載されています。向き不向きや始める前の確認は成果報酬の営業は未経験でもできる?で整理しています。
よくある質問
テレアポで断られるのがつらいのは、向いていないからですか?
断られる回数が多いのはテレアポ全般の特徴で、つらさだけで向き不向きは決まりません。リストの質・商材・タイミングで結果は変わります。向き不向きは、断り理由を記録して直せる部分があるかで見るほうが、判断しやすくなります。
断られたあと、しつこく聞き返してもいいですか?
相手が話を続けられる様子なら、質問は1つまでにします。終了を望まれたら、質問を重ねずに切ります。粘りすぎると逆効果になる、というのがSalesforce Japanの解説です。
営業経験が浅くても応募できますか?
LPでは、営業経験が浅い方も応募できると記載されています。経験は応募フォームにそのまま記入します。応募後は担当者から連絡があり、面談で案件を相談する流れです。
まとめ
断られる回数のほうが多いのがテレアポです。断り文句は4種類に分け、受け止める・1つ聞く・引く、の順に動き、相手の言葉と自分の推測を分けて記録します。公開されている目安の数字は基準にしません。
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