営業パートナー募集|コラム
始め方・働き方

営業の業務委託で報酬が未払いのときの対処|催促の手順と相談窓口

公開 2026.10.26文:外注ドットコム 営業パートナー募集 編集部

営業の業務委託で報酬が支払われないときは、感情的に連絡する前に、なぜ支払われないのかを切り分け、証拠を整理し、書面で催促する順に進めます。それでも解決しない場合に、無料で相談できる窓口や、請求額が60万円以下で使える少額訴訟を検討します。

この記事は、営業の業務委託で働いている人、これから始める人に向けて、未払いが起きたときの順番と窓口をまとめます。個別の事案の判断は、弁護士など専門家に確認してください。

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まず、なぜ支払われないのかを切り分ける

未払いの原因によって、取れる手段が変わります。@SOHOの解説(2026年8月27日更新)は、営業代行の成果報酬が支払われない典型的な原因を5つ挙げています。

原因状況
成果の定義が未明記口頭やメールだけで進め、「成果」の基準が契約書にない
後出しの判定基準契約時と違う条件を、請求の段階で追加される
支払いサイトの長期化・未明記「入金確認後」などの条件で、支払いが先延ばしされる
発注者の経営悪化請求する権利があっても、回収が難しい
実態と契約形態の不一致指揮命令を受けているのに、業務委託とされている

前半の3つは、契約の書き方や確認の不足から起こります。この3つは、手元の契約書、メール、チャットを読み返せば、自分の主張を支える材料が見つかる場合があります。

経営悪化の場合は、請求する権利があっても、回収できるかが別の問題になります。支払いが遅れ始めた段階で、早めに相談窓口に連絡したほうが、選べる手段が残ります(この点は当社の見方です)。実態と契約形態の不一致、つまり業務委託なのに指揮命令を受けているような場合は、契約書の文言だけでは判断できません。働き方の実態を整理して、相談窓口で確認してください。

証拠を整理する:催促の前にやること

@SOHOの解説は、感情的に連絡する前に、証拠を整理することを挙げています。保存するものは次のとおりです。

  • 契約書、発注書、メール、チャット、Slackなどのやり取りのすべて
  • 口頭で合意した内容を確認メールで文書にしたもの
  • 成果の一覧(時系列)と、通話記録、メールの送信履歴、CRMのログなどの客観的な資料

営業の成果は、「いつ、誰に、何をして、どの時点で成果の条件を満たしたか」を、資料で示せる形にします。

書面で催促する

証拠がそろったら、書面で支払いを催促します。@SOHOの解説は、金額、期限、回答期限を明記して、内容証明郵便またはメールで催促することを挙げています。

内容証明郵便は、法的な強制力はありません。ただ、相手に催促の事実を示す証拠になり、圧力にもなります。書面に入れる内容は次のとおりです。

  • 対象の業務と、請求する金額(計算の根拠つき)
  • 契約書のどの条項、どのやり取りを根拠にしているか
  • 支払ってほしい期限と、回答してほしい期限

口頭や電話だけで催促すると、あとで催促した事実を示せません。メールや書面で残します。

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無料で相談できる窓口

催促しても進まない場合は、相談窓口を使います。主な窓口は次のとおりです(@SOHO、2026年6月22日更新)。

窓口内容
フリーランス・トラブル110番厚生労働省の委託事業で、第二東京弁護士会が運営。弁護士に無料で相談できる。法的助言、内容証明郵便の文案作成支援、和解あっせんの順に進む。電話番号と受付時間は公式の案内で確認する
公正取引委員会フリーランス法違反の疑いがある場合の相談先。匿名相談も可能とされている
都道府県弁護士会の法律相談センター初回30分5,000円程度が目安。自治体によっては無料相談日がある
法テラス収入や資産の要件を満たせば、同一案件で3回まで無料相談でき、弁護士費用の立替制度も使える

フリーランス・トラブル110番は、厚生労働省の地方労働局のページでは、電話番号が0120-532-110、受付が平日の9時30分から16時30分と案内されています。相談は無料で、匿名でも利用できると書かれています。窓口の情報は変わることがあるため、電話の前に公式の案内で確認してください。

少額訴訟:請求額が60万円以下のとき

相談しても解決しない場合は、少額訴訟を検討します。裁判所のリーフレットによると、少額訴訟は、60万円以下の金銭の支払いを求める場合に使える手続きです。審理は原則として1回で終わり、その場で判決が言い渡されます。

知っておきたい点は次のとおりです。

  • 証拠書類や証人は、審理の日に調べられるものに限られる
  • 場合によっては、通常の訴訟に移ることがある
  • 判決に対する不服の申立ては、異議の申立てに限られる
  • 判決や和解に従わない場合は、別に強制執行を申し立てることができる

@SOHOは、請求額が60万円以下なら、弁護士に頼まず本人で手続きすることも可能だとしています。弁護士に依頼する場合の費用は、別の@SOHOの解説(2026年6月22日更新)によると、着手金が10万円から30万円程度、報酬金が回収額の10%から20%程度が一般的な目安です。回収できる額と費用を比べて、判断します。

契約前にできる予防策

未払いは、起きてから対処するより、契約前に防ぐほうが負担が小さくなります。@SOHOの解説は、次の予防策を挙げています。

  • 契約書の中で「成果」「支払期日」「除外条件」の3語を探して、内容を確認する
  • 口頭の説明と契約書の記載に食い違いがないかを照らし合わせる
  • 成果は「決裁権者との30分以上の面談設定」のように、数字や条件で判定できる形にする

フリーランス法では、発注側に、取引条件の明示と、報酬の支払期日の設定、期日内の支払が求められています。受領日から60日以内のできる限り短い期間内に支払う、という定めがあります(公正取引委員会の資料)。この法律が自分の契約に当てはまるかは、公正取引委員会や厚生労働省の特設サイトで確認してください。

外注ドットコムの営業パートナーの場合

外注ドットコムの営業パートナーは、業務委託契約で参画します。応募から稼働までは、次の流れです。

  1. エントリーフォームから、経験や希望を送信する
  2. 担当者からメールまたは電話で連絡が入る
  3. 面談で、経験や希望に合う案件を相談する
  4. 業務委託契約を結び、稼働を開始する

営業パートナーが担当するのは、新規顧客へのアプローチからアポイント獲得までで、商談とクロージングは原則クライアントが行います(単価の高い案件では商談・クロージングまで任される場合もあります)。報酬は固定給がなく、完全成果報酬型(獲得したアポイントで商談が実施されたとき)か、レベニューシェア型(受注につながった顧客の売上に応じた一定割合)です。報酬額・料率・成果条件は案件ごとに設定され、面談で案内されます。

成果の条件はLPで案件ごとに設定され面談で案内されるとされています。支払いの時期はLPに記載がないため、契約を結ぶ前に確認しておく項目に入れます。営業に意欲があり、基本的なビジネスコミュニケーションができ、責任を持って業務を遂行できる方であれば、営業経験が浅い方も応募できます。

よくある質問

報酬が支払われないとき、最初に何をしますか。

支払われない理由を切り分け、契約書、メール、成果の記録などの証拠を整理します。そのうえで、金額、期限、回答期限を書いた書面かメールで催促します(@SOHO、2026年8月27日更新)。

弁護士に頼まずに相談できる窓口はありますか。

フリーランス・トラブル110番は、弁護士に無料で相談できる窓口です(厚生労働省の委託事業。@SOHO、2026年6月22日更新)。法テラスは、収入や資産の要件を満たす場合に、無料相談を受けられます(@SOHO、2026年6月22日更新)。

請求額が少ないとき、裁判はできますか。

請求額が60万円以下の金銭の支払いなら、少額訴訟が使えます。審理は原則1回で、本人で手続きすることもできます(裁判所のリーフレット、@SOHO)。

口頭の約束だけで始めてしまった場合は、どうしますか。

合意した内容を、確認メールで文書にして残します(@SOHO)。契約書がない場合も、メールやチャットのやり取りが証拠になります。

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